フリーランス月単価60/70/80/100万の手取りはいくら?会社員年収との比較も

フリーランス(個人事業主・青色申告・直接契約)の手取りは、月単価60万円で年約521万円(月約43万円)、月単価80万円で年約669万円(月約56万円)が目安です。エージェント経由でマージン20%を引かれると、月単価80万円でも手取りは年約550万円まで下がります。本記事では月単価別の手取り(年・月)と手取り率を、直接契約とエージェント経由で比較し、月単価60万円が会社員の年収いくらに相当するかも解説します。数値は令和7年(2025年)改正対応の手取り計算機で算出した概算です。

最終更新: 2026年6月4日(金額は公開情報に基づく目安。最新は国税庁・自治体・税理士にご確認ください)

目次
  1. 月単価別の手取り早見表
  2. 月単価60万円は会社員の年収いくら相当?
  3. 手取りの計算の考え方
  4. 手取りを増やすには
  5. よくある質問

月単価別の手取り早見表

下表は青色申告(65万円控除)・40歳未満・経費0円・本人のみを前提に、当サイトの手取り計算機で算出した概算です。国民健康保険は概算(自治体差が大きい)、国民年金は令和7年度の定額(月17,510円)で計算しています。

直接契約(マージン0%)の場合

月単価年商(売上)手取り(年)手取り(月)手取り率
60万円720万円約521万円約43.4万円約72.3%
70万円840万円約595万円約49.6万円約70.8%
80万円960万円約669万円約55.7万円約69.7%
100万円1,200万円約821万円約68.4万円約68.4%

エージェント経由(マージン20%)の場合

客先月単価年商(手数料控除後)手取り(年)手取り(月)手取り率
60万円576万円約430万円約35.9万円約74.7%
70万円672万円約491万円約40.9万円約73.0%
80万円768万円約550万円約45.8万円約71.6%
100万円960万円約669万円約55.7万円約69.7%

所得が増えるほど所得税率が上がるため、月単価が高いほど手取り率はやや下がります。経費・iDeCo・小規模企業共済・消費税(インボイス)などは未考慮。マージン率・経費を反映した正確な金額は計算機で試算してください。

月単価60万円は会社員の年収いくら相当?

フリーランス月単価60万円(直接契約・青色申告)の手取りは年約521万円。会社員で同じくらいの手取りを得るには、額面年収でおおよそ650〜720万円程度が目安です(会社員は給与所得控除や労使折半の社会保険があり、手取りは額面の約75〜80%になることが多いため)。

ただし会社員には賞与・退職金・社会保険の会社負担・有給など、フリーランスにはない要素があり、単純な金額比較はできません。フリーランスは経費計上や青色申告で手取りを調整できる一方、保障や福利厚生は自分で備える必要があります。会社員側の正確な手取りは年収手取り計算機で確認してください。

手取りの計算の考え方

売上 = 客先単価 ×(1−マージン率)
事業所得 = 売上 −(経費 + 青色申告特別控除)
手取り = 売上 − 経費 − 国保 − 国民年金 −(所得税+復興特別所得税)− 住民税

所得税は事業所得から社会保険料控除・基礎控除を引いた課税所得に課税されます(令和7年改正の基礎控除に対応)。住民税は課税所得の概ね10%+均等割です。国民健康保険は自治体・世帯構成で大きく変わるため、本記事は概算です。

手取りを増やすには

手取りを増やす主な方法は次のとおりです。

  • マージン率の低い契約にする — 上表のとおり、直接契約とマージン20%では手取りが年100万円以上変わることもあります。マージン率と手取りの早見表で影響を確認できます。
  • 青色申告(65万円控除)にする — 複式簿記+e-Taxで最大65万円を控除でき、所得税・住民税・国保に三重に効きます。効果は青色65万円控除の節税効果で試算しています。
  • 経費を適切に計上する — 事業に必要な支出を漏れなく経費にする。
青色申告の65万円控除には複式簿記での記帳とe-Tax(電子申告)等が必要です。帳簿付け・確定申告を効率化したい場合は会計ソフトの利用が便利です(会計ソフトの無料登録リンクは準備中です)。まずは確定申告・開業の基本書で全体像をつかむのもおすすめです。

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よくある質問

月単価80万円のフリーランスの手取りはいくらですか?

直接契約・青色申告・40歳未満・経費0円の前提で、年約669万円(月約55.7万円、手取り率約69.7%)が目安です。エージェント経由でマージン20%を引かれると、年約550万円(月約45.8万円)まで下がります。経費・マージン率を反映した金額は手取り計算機で試算してください。

マージン率で手取りはどれくらい変わりますか?

同じ客先単価でもマージン率が高いほど売上が減り、手取りも下がります。月単価80万円の場合、直接契約(0%)で年約669万円、マージン20%で年約550万円と、年100万円以上の差になります。詳しくはマージン率と手取りの早見表をご覧ください。

表の金額はそのまま使えますか?

表は青色申告・本人のみ・経費0円などの前提に基づく目安です。国民健康保険は自治体・世帯構成で大きく変わり、経費・各種控除でも変動します。正確な金額はお住まいの自治体・税理士にご確認のうえ、手取り計算機でご自身の条件を試算してください。

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