テキスト処理ツールとは
日々の業務でテキストを扱う機会は多岐にわたります。SNS投稿の文字数確認、契約書の改訂内容チェック、GitHubのREADME作成など、それぞれの用途に合ったツールを使うことで作業効率が大きく向上します。
Links Createのテキスト処理カテゴリでは、以下の3つのツールを無料で提供しています。
- 文字数カウント — 文字数・単語数・行数・バイト数・段落数を瞬時に計測
- テキスト差分比較 — 2つのテキストの追加・削除箇所を色分けハイライト表示
- Markdownエディタ — リアルタイムプレビュー付きでMarkdownを記述・変換
全てインストール不要・登録不要で、入力データはサーバーに送信されないため、機密性の高い文書にも安心して使えます。
文字数カウント
主な機能
- 文字数 — 全文字数(スペース・改行を含む/除くの切り替え可)
- 単語数 — スペース区切りの語数(英文にも対応)
- 行数・段落数 — 改行単位の行数と空行で区切られた段落数
- バイト数 — UTF-8・Shift-JIS換算でのバイトサイズ
- 文字種内訳 — 全角文字・半角英数・スペース・記号の割合
こんな場面で活躍
- SNS投稿 — X(旧Twitter)の140字制限、Instagramキャプションの上限を事前確認
- meta description — SEOに影響するdescriptionを120字前後に調整
- レポート・論文 — 文字数指定がある課題・原稿の進捗管理
- フォーム入力制限 — DBのVARCHAR制限に合わせたテキスト検証
使い方の詳細は 文字数カウント完全ガイド もあわせてご覧ください。
テキスト差分比較
主な機能
- 行単位の差分表示 — 追加・削除・変更された行を色分けで一覧表示
- 文字単位のハイライト — 変更された行内の具体的な変更箇所を強調
- 無視オプション — 大文字小文字の違い・末尾空白・空行を無視した比較
- 差分のコピー — 差分結果をUnified Diff形式でコピー可能
こんな場面で活躍
- コードレビュー — パッチ適用前後のソースコードの変更点を確認
- 契約書・文書の修正チェック — 旧版と新版の変更内容を見落としなく把握
- 翻訳・校正 — 原文と修正後の文章を突き合わせて変更箇所を特定
- 設定ファイルの比較 — サーバー設定・環境設定の差分を素早く検出
Markdownエディタ
主な機能
- リアルタイムプレビュー — 入力と同時にHTMLレンダリング結果を表示
- 構文ハイライト — コードブロック内のプログラムコードを色付け表示
- HTMLコピー — 変換後のHTMLソースをそのままコピー
- Markdownコピー — 作成したMarkdown原文を一括コピー
- テーブル・チェックリスト対応 — GFM(GitHub Flavored Markdown)記法をサポート
こんな場面で活躍
- README作成 — GitHubリポジトリのREADME.mdをプレビュー確認しながら記述
- ブログ下書き — WordPressやはてなブログへ貼り付けるHTMLを手軽に生成
- 技術ドキュメント — Confluenceや社内Wikiへの貼り付け用にMarkdownをHTML変換
- メモ・議事録 — 見出しや箇条書きを使って読みやすい文書を素早く作成
Markdownの記法一覧と使い方は Markdown記法 入門ガイド で詳しく解説しています。
ツールの選び方
ツール比較一覧
| ツール名 | 主な用途 | おすすめ場面 |
|---|---|---|
| 文字数カウント | テキストの量を計測する | SNS投稿・原稿・フォーム入力の文字数確認 |
| テキスト差分比較 | 2つのテキストの違いを可視化する | 文書改訂・コードレビュー・翻訳チェック |
| Markdownエディタ | Markdownを書いてHTMLに変換する | README・ブログ記事・ドキュメント作成 |
使い分けフロー
- テキストの長さを確認したい → 文字数カウント
- 2つのテキストの変更点を把握したい → テキスト差分比較
- Markdownで文書を作成・HTMLに変換したい → Markdownエディタ
- Markdownで書いた文書の文字数も確認したい → Markdownエディタで作成後、文字数カウントに貼り付け
- Markdownの修正前後を比べたい → 差分比較に旧版・新版を貼り付け
Markdown と Plain text の選び方
Plain text が向く場面
Plain text (装飾なしのテキスト) は、メモ・コードコメント・ログ・コマンド出力・データ列など「内容そのものが主役」で、見た目の構造化が不要な場面で使います。エディタを選ばず、grep / sed / awk などの Unix ツール、Git diff、CSV / TSV データの加工とも親和性が高い形式です。Markdown の記号 (**, #) が混入するとそれらが「文字としてのアスタリスク・シャープ」なのか「Markdown 装飾なのか」が曖昧になるため、コマンド出力やログでは Plain text のままが安全です。
Markdown が向く場面
Markdown は「テキストで書きたいが、HTML / PDF などにレンダリングして配布する」場面で力を発揮します。GitHub の README、技術ブログ、Wiki、議事録、社内ドキュメント、Slack / Notion / Zenn 等の多くのモダンサービスが Markdown を採用しているため、一度書いた文書を複数の媒体で再利用しやすい点が決定的なメリットです。CommonMark や GitHub Flavored Markdown (GFM) 等の仕様が整備されており、見出し・リスト・表・コードブロックといった必要十分な装飾を最小記号で表現できます。
使い分けの境界線
「メモは Plain、ドキュメントは Markdown」がもっとも単純な指針です。ただし境界例として、(1) Slack の長文投稿は Markdown ライクな装飾が効くため Markdown 風 Plain として書く、(2) PowerPoint・Word に貼り付ける最終資料は装飾を活かしたいので Markdown → HTML 経由でコピーする、(3) AI チャット (ChatGPT / Claude 等) への指示は意味がブレないよう Plain で書きつつ箇条書きだけ採用するのが実務的です。本サイトの Markdown エディタ はリアルタイムで HTML プレビューできるため、書きながら見た目を確認できます。
差分比較 (diff) を業務で活用するシーン
契約書・規約改訂のレビュー
取引先から「契約書を改訂しました」と新版が届いた場面で、旧版 PDF からテキスト抽出して差分比較すると、変更点 (条文追加・削除・金額の変更等) が一目で把握できます。リーガル部門との確認も「どの行が変わったか」を共有しやすくなり、合意形成のスピードが上がります。同じ要領で社内規程・プライバシーポリシー・利用規約の改訂レビューにも使えます。
翻訳・校正・編集の照合
翻訳メモリ (TM) を更新する前の旧訳 vs 新訳の比較、編集者からの戻し原稿との照合、複数のレビュアーから集まった修正版の取捨選択 — いずれも差分比較で確認すると、重要な改訂を見落とさずに最終版を確定できます。
設定ファイル・スクリプトの変更検証
サーバーの nginx.conf / caddy.json / 環境変数ファイル等を更新する前後で差分比較を取ると、意図しない変更や転記ミスを発見できます。Git にコミット済の差分は git diff が標準ですが、未コミット・別環境間の差分・PDF からテキスト抽出した版の比較などには本サイトのオンライン差分ツールが手軽です。設定ファイルは些細な空白や改行の違いも動作に影響する場合があるため、「空白の差分」も明確に区別できるツールであることが重要です。本サイトの差分比較は空白・末尾改行・大文字小文字を無視するオプションを備えており、本質的な変更だけを抽出して読むことができます。