ハッシュ生成
テキストのMD5・SHA-1・SHA-256・SHA-384・SHA-512ハッシュ値を一括生成します。
使い方
- テキストを入力 — ハッシュ化したいテキストを入力欄に入力します。UTF-8 として処理され、日本語・絵文字・特殊文字も全て対応。
- ハッシュ生成を実行 — 「ハッシュ生成」ボタンで Web Crypto API が安全に計算。MD5・SHA-1・SHA-256・SHA-384・SHA-512 の 5 種類が一括表示。
- 用途に応じたアルゴリズムを選択 — ファイルチェックサム = SHA-256、レガシー互換 = MD5、高エントロピー = SHA-512。セキュリティ用途で MD5 / SHA-1 は新規採用不可。
- アルゴリズム別にコピー — 各ハッシュ値右の「コピー」ボタンで個別取得。複数アルゴリズムの試行錯誤を素早く。
- 突き合わせ検証 — ダウンロードしたファイルの公開チェックサムと再ハッシュ結果を見比べて改竄検知。
こんな場面で使えます
- ファイル整合性検証 — GitHub・配布サイトの SHA-256 公開値とローカル計算値を突合せ
- Git のオブジェクトハッシュ確認 — git hash-object 結果との一致確認 (SHA-1)
- API リクエスト署名 — AWS Signature V4・Stripe Webhook の検証ロジック動作確認
- パスワードの一致確認 (開発・テスト環境) — DB に保存された MD5/SHA-256 ハッシュとの比較
- キャッシュキー生成 — 任意の入力から一意なキーを作るためのハッシュ化
よくある質問
ハッシュとは何ですか?
ハッシュ (ハッシュ値) は、任意のデータを固定長の文字列に変換したものです。同じ入力からは常に同じハッシュ値が生成され、ハッシュ値から元のデータを復元することはできません (一方向性)。この性質を利用してファイル改竄検知・電子署名・パスワード保存などに使われます。
MD5 と SHA-256 の違いは?
MD5 は 128 ビット (32 文字) のハッシュ値を生成し高速ですが、2004 年以降衝突攻撃が実用化されセキュリティ用途では使用不可。SHA-256 は 256 ビット (64 文字) でより安全性が高く、Git のコミットハッシュ・配布ファイルのチェックサム・ブロックチェーン (Bitcoin) などで広く使用されています。新規実装は SHA-256 以上が推奨。
ハッシュは暗号化と同じですか?
いいえ、ハッシュは一方向の変換で元に戻せません (不可逆)。暗号化は鍵を使って元に戻す (復号する) ことができます (可逆)。パスワードを DB に保存する用途では復号できない方が安全なため、ハッシュ + ソルト + 反復関数 (bcrypt / argon2) が標準です。
SHA-1 は今でも使えますか?
用途を限定すれば使えます。2017 年 SHAttered 攻撃で実用的な衝突が確認されたため、新規の電子署名・パスワード処理には使用不可。Git のコミットハッシュなど既存システムの互換性維持目的のみ許容。新規実装は SHA-256 以上を選択してください。
パスワード保存に MD5/SHA-256 をそのまま使ってよい?
いいえ、不可。レインボーテーブル攻撃で一気に逆引きされます。パスワード保存では bcrypt / argon2 / scrypt のように「ソルト付き」「反復回数調整可能」「メモリ計算量が高い」専用関数を使ってください。本ツールの SHA-256 はファイル / メッセージ整合性確認用です。
HMAC は計算できますか?
本ツールは単純なハッシュのみ対応。HMAC (鍵付きハッシュ) が必要な場合は openssl コマンド (Mac/Linux) や Node.js の crypto.createHmac、Python の hmac モジュールを使ってください。AWS Signature・OAuth 1.0a の署名計算で必要となります。
日本語テキストのハッシュは同じ?
はい、本ツールは UTF-8 でバイト列化してからハッシュ計算するため、同じ入力からは常に同じハッシュ値が得られます。Java の getBytes(StandardCharsets.UTF_8) や Python の text.encode('utf-8') と同じ結果になります。Shift_JIS で計算したい場合は本ツールでは対応していません。
ファイルのチェックサムも計算できますか?
本ツールはテキスト入力欄を備えており、ファイル直接アップロードには対応していません。ファイルチェックサムは OS 標準コマンド (Mac: shasum -a 256、Linux: sha256sum、Windows: certutil) を使うのが現実的です。
開発者ツールの全体像
本ツール (ハッシュ生成) は 開発者ツール活用ガイド (sub-Pillar) の一部です。エンコード系 (Base64/URL) との使い分け、SHA アルゴリズム選定基準、パスワードハッシュとの違いを Pillar ガイドで体系的に確認できます。
関連ガイド: ハッシュ化とは?MD5・SHA-256 の違いと使い分け / Top Pillar (12 ツール早見表)