単位変換早見表 — 坪↔m²・マイル↔km・華氏↔摂氏

単位変換とは、ある量を別の単位で表し直す計算のことです。日本では長さにmm・cm・m・km、重さにg・kgを使うメートル法が主流ですが、アメリカやイギリスではインチ・フィート・マイル・オンス・ポンドを使うヤード・ポンド法が一般的です。不動産では坪・畳、料理ではオンス・カップなど、場面によって異なる単位が登場します。このガイドでは長さ・重さ・温度・面積の主要な換算値を早見表でまとめ、すぐに使える計算式も解説します。

最終更新: 2026年5月22日

目次
  1. 単位変換の基本
  2. 長さの変換
  3. 重さの変換
  4. 温度の変換
  5. 面積の変換
  6. 単位変換ツールの使い方
  7. よくある質問

単位変換の基本

メートル法(SI単位系)とヤード・ポンド法: 世界では主に「メートル法(SI単位系)」と「ヤード・ポンド法」の2つの体系が使われています。日本・EU・中国などはメートル法を採用しており、アメリカ・リベリア・ミャンマーは今もヤード・ポンド法を公式に使用しています。

メートル法(SI単位系)とは

SI単位系(国際単位系)は、1960年に国際度量衡総会で制定された現代の標準的な計量体系です。長さの基本単位はメートル(m)、質量はキログラム(kg)、時間は秒(s)など7つの基本単位を軸に、すべての量を10の倍数・約数(ミリ=1/1000、キロ=1000倍など)で表します。桁の計算が簡単なのが特長です。

ヤード・ポンド法とは

ヤード・ポンド法はイギリス起源の単位系で、長さはインチ・フィート・ヤード・マイル、質量はオンス・ポンドなどを使います。単位間の変換係数が12進法や16進法など不規則なため、メートル法と比べて計算が複雑です。しかし英語圏のコンテンツや製品(衣服のサイズ、料理レシピ、工具の規格など)では今もヤード・ポンド法が多く使われています。

SI接頭辞(よく使うもの)

接頭辞 記号 意味(倍数)
ミリm1/1,000(10−31mm = 0.001m
センチc1/100(10−21cm = 0.01m
キロk1,000倍(1031km = 1,000m
メガM1,000,000倍(1061Mg = 1,000kg
ミクロμ1/1,000,000(10−61μm = 0.000001m

長さの変換

基準値: 長さの変換で最も重要な基準は 1インチ = 2.54cm(国際インチ、1959年制定)です。この値を覚えておけば、フィート・ヤード・マイルへの換算も芋づる式に導けます。

長さ変換早見表

単位 mm(ミリ) cm(センチ) m(メートル) km(キロ)
1 mm10.10.0010.000001
1 cm1010.010.00001
1 m1,00010010.001
1 km1,000,000100,0001,0001
1 inch(インチ)25.42.540.0254
1 feet(フィート)304.830.480.3048
1 yard(ヤード)914.491.440.9144
1 mile(マイル)1,609,344160,9341,609.3441.609344

よく使う換算値

  • 1インチ = 2.54cm(ディスプレイサイズ、工具規格でよく使う)
  • 1フィート = 30.48cm(身長の表記。6フィート = 182.9cm)
  • 1ヤード = 91.44cm(アメリカンフットボールのフィールドは100ヤード ≒ 91.4m)
  • 1マイル = 1.609344km(マラソンの距離26.2マイル ≒ 42.195km)
  • 1海里(ノーティカルマイル)= 1,852m(航海・航空専用)

覚え方のコツ

マイルとkmの変換は「マイル × 1.6」で大まかなkmが得られます。時速60マイル → 60 × 1.6 = 96km/h と暗算できます。逆にkm → マイルは「km ÷ 1.6」または「km × 0.625」です。フィートは「30センチ弱」と覚えると、6フィート(約183cm)などの身長換算がすぐにできます。

重さの変換

基準値: 重さ変換の要は 1ポンド(lb)= 453.592g1オンス(oz)= 28.35g です。1ポンドは16オンスに相当します。料理レシピや体重計の単位が違うときに役立ちます。

重さ変換早見表

単位 mg(ミリグラム) g(グラム) kg(キログラム) t(トン)
1 mg10.0010.000001
1 g1,00010.0010.000001
1 kg1,000,0001,00010.001
1 t(メートルトン)1,000,0001,0001
1 oz(オンス)28,35028.34950.0283
1 lb(ポンド)453,592453.5920.4536

よく使う換算値

  • 1oz(オンス)= 28.35g(コーヒー豆、チョコレートの量によく登場)
  • 1lb(ポンド)= 453.6g ≒ 約450g(アメリカのレシピ、体重)
  • 体重換算: 1kg ≒ 2.205lb(60kg → 約132lb)
  • 8oz = 約227g(ステーキのサイズ表示でよく見る)

料理レシピでの変換

英語のレシピでは重さをオンス(oz)やポンド(lb)、体積をカップ・大さじ(tablespoon, tbsp)・小さじ(teaspoon, tsp)で表記します。液体の場合は「1カップ = 約240ml」、固体の粉類は密度によって異なります。正確に計量するにはキッチンスケールでグラム換算するのが最も確実です。

温度の変換

変換式: 摂氏(℃)と華氏(℉)の変換式は ℃ = (℉ − 32) × 5/9、逆は ℉ = ℃ × 9/5 + 32 です。絶対温度(K)への変換は K = ℃ + 273.15 です。

変換式の詳細

  • 華氏 → 摂氏: ℃ = (℉ − 32) × 5/9
  • 摂氏 → 華氏: ℉ = ℃ × 9/5 + 32(または ℃ × 1.8 + 32)
  • 摂氏 → ケルビン: K = ℃ + 273.15
  • ケルビン → 摂氏: ℃ = K − 273.15

よく使う温度対照表

摂氏(℃) 華氏(℉) ケルビン(K) 目安・用途
−273.15℃−459.67℉0 K絶対零度(理論上の最低温度)
−40℃−40℉233.15 K℃と℉が一致する唯一の温度
0℃32℉273.15 K水の凝固点(氷点)
20℃68℉293.15 K室温の目安
36℃96.8℉309.15 K平熱(体温)の下限目安
37℃98.6℉310.15 K平熱(体温)の平均
40℃104℉313.15 K高熱の目安
100℃212℉373.15 K水の沸点(1気圧)
180℃356℉453.15 Kオーブン調理の中温
200℃392℉473.15 Kオーブン調理の高温

暗算での近似方法

正確な計算式ではなく、日常会話で使える近似暗算法を紹介します。

  • ℉ → ℃(近似): 「℉から30を引いて半分にする」。例: 70℉ → (70−30)÷2 = 20℃(正確は21.1℃)
  • ℃ → ℉(近似): 「℃を2倍して30を足す」。例: 25℃ → 25×2+30 = 80℉(正確は77℉)
  • 体温の目安: 98.6℉ = 37℃ を基準に覚えると、体温計の単位切り替えに迷わない

面積の変換

不動産の基本: 日本の不動産で登場する 「坪」は約3.306m²「畳」は約1.62m²(公正競争規約の基準) です。1坪 ≒ 2畳として覚えると、間取り表の坪数からだいたいの広さが把握できます。

面積変換早見表

単位 m²(平方メートル) 備考
1 mm²0.0000011mm × 1mm
1 cm²0.00011cm × 1cm
1 m²1基本単位
1 km²1,000,0001km × 1km
1 ha(ヘクタール)10,000100m × 100m、農地・公園でよく使う
1 a(アール)10010m × 10m
1 acre(エーカー)4,046.86英米で農地・土地に使う
1 坪3.30578日本の不動産、建築
1 畳(公正競争規約)1.62以上地域によりサイズ異なる

日本独自の面積単位

坪(つぼ)は日本の伝統的な面積単位で、1辺が約1.818m(6尺)の正方形の面積です。1坪 = 約3.306m² = 約6尺×6尺から導かれます。不動産の価格は「坪単価」で語られることが多く、たとえば「坪単価200万円」の土地が30坪なら総額6,000万円と計算できます。

坪数 m²(概算) 目安の広さ
10坪約33m²ワンルーム〜1K程度
20坪約66m²2LDK程度
30坪約99m²3LDK(一般的な戸建て)
40坪約132m²余裕ある4LDK
50坪約165m²広めの戸建て・小規模店舗

ヘクタール・エーカーの使い方

ヘクタール(ha)は農地・公園・森林など広い土地の面積に使います。1ha = 10,000m² = 100m × 100m です。東京ドーム(約4.7ha)や甲子園球場(約3.8ha)を基準にすると広さの感覚がつかみやすくなります。エーカー(acre)はアメリカ・イギリスの農地や宅地に使われ、1acre ≒ 4,047m² ≒ 約1,224坪です。

単位変換ツールの使い方

Links Create の 単位変換ツール はブラウザだけで動作し、インストール不要です。長さ・重さ・温度・面積などを入力するだけでリアルタイムに換算結果が表示されます。

3ステップで変換できます。

  1. カテゴリを選択 — ページ上部のタブから「長さ」「重さ」「温度」「面積」など変換したいカテゴリを選びます。
  2. 単位と数値を入力 — 変換元の単位をドロップダウンで選び、数値を入力します。対応する換算結果がリアルタイムで表示されます。
  3. 結果を確認・コピー — 表示された変換先の値を確認します。コピーボタンで結果をクリップボードに保存できます。
  4. 「よく使う変換」から定型変換を選ぶ — 坪 ⇄ m²・℃ ⇄ ℉・インチ ⇄ cm など、頻出する換算は「よく使う変換」リストから 1 クリックで選べます。
  5. 「⇄」入替ボタンで逆換算を即試行 — 変換元・変換先の単位を入れ替えると逆方向の換算結果を即座に確認できます。坪 → m² と m² → 坪の両方を試したい場面で便利。

よくある質問

坪と平米(m²)の換算方法は?

1坪 = 約3.306m² です。坪をm²に換算するには「坪数 × 3.306」、逆にm²を坪に換算するには「m² ÷ 3.306」で計算できます。たとえば20坪は約66.1m²、50m²は約15.1坪になります。不動産の物件情報では坪と平米が混在することが多いため、この換算を覚えておくと便利です。

畳の大きさは地域で違う?

はい、畳のサイズは地域によって異なります。主なサイズは「江戸間(五八間)」が約0.88m²、「京間(本間)」が約0.96m²、「中京間(三六間)」が約0.91m²、「団地間(公団サイズ)」が約0.85m²です。不動産広告では公正競争規約により「1畳 = 1.62m²以上」の基準が定められています。

華氏と摂氏の簡易暗算法は?

正確な変換式は「℃ = (℉ − 32) × 5/9」ですが、暗算では「℉から30を引いて半分にする」と近似値が得られます。例えば68℉なら (68−30)÷2 = 19℃(正確には20℃)。日常会話レベルの精度には十分使えます。逆変換(摂氏→華氏)は「℃を2倍して30を足す」で近似できます。

海里(ノーティカルマイル)とは?

海里(ノーティカルマイル)は、航海・航空で使われる距離の単位です。1海里 = 1,852m と定義されており、地球の緯度1分(1/60度)の弧長に由来しています。通常の陸上マイル(1マイル = 約1,609m)とは異なります。速度単位「ノット(knot)」は「1時間に1海里進む速さ」を意味し、1ノット = 約1.852km/hになります。